赤ちゃんの発達障害と母乳育児には何らかの明確な関連性があるなんてことはありません。つまり、
母乳育児が原因なだけで、発達障害なるなんてことはありません。発達障害は、生まれながら、先天性によるものが大きいのです。
脳障害を起こすために、行動や性格が他の多くの人と
違っていく傾向があり、これは年齢が進むに連れて露見してきます。
だから、生後直後や数カ月後にすぐ分かるようなものではありません。
現在の医学では、遺伝子の問題と捉えられていますが、
詳しくは分かっていません。
冒頭でも述べたように、もちろん母乳が直接関係あるわけでは
ありません。
むしろ、妊娠中のママの状態の方が赤ちゃんに一番影響を及ぼします。
例えば妊娠中のアルコール摂取や喫煙などの悪影響が考えられます。
また、体内に水銀が取り込まれると悪影響を及ぼす恐れがあるという説も
あります。
気になる妊娠中のママは、マグロ、カツオや鯉などの大型魚をなるべく
控えるようにする方もいるようです。
イワシ、あじ、さんまのような小型魚よりも海水中の水銀を多量に
摂取するので、比率的に水銀をママの体の中に取り込んでしまうので、
これを意識的に避けるわけです。
といっても、母乳育児中のママは、いまさらと思われるかもしれませんね。
母乳育児をしていると、特に完母の場合、
栄養が偏ってしまうかも知れません。
これを指して、
栄養の偏りを発達障害につなげる説を唱える
医師、歯科医がいるようです。
赤ちゃんの成長度合いが、大多数とかけ離れていくようであれば
気にするべきですが、
そうでなければ、
発達障害を母乳と関連付ける必要は全くありません。
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