生まれたばかりの赤ちゃんの授乳回数は、
1日8回~12回程度といわれています。
生まれてから28日までの新生児の赤ちゃんの
1回あたりの授乳量は、
産まれてからの日数によっても異なってきます。
一般的に、産まれてから初めの1週間までの授乳量は、
「生後日数×10ml+10ml」これを目安にするとよいでしょう。
計算例
・生後1日目の赤ちゃんの1回の授乳量=20ml(1日×10ml+10ml)
・生後2日目の赤ちゃんの1回の授乳量=30ml(2日×10ml+10ml)
・生後3日目の赤ちゃんの1回の授乳量=40ml(3日×10ml+10ml)
(中略)
・生後7日目の赤ちゃんの1回の授乳量=80ml(7日×10ml+10ml)
になります。
その後の、赤ちゃんの月齢と1日あたりの授乳量は、
以下のようになりますので、注意しましょう。
・生後1週間~生後1ヶ月では、1回80~120ml
・生後1ヶ月~生後4ヶ月では、1回200ml
・生後4ヶ月~生後6ヶ月では、1回200~220ml(5~6ヶ月頃から離乳食1回)
・生後6ヶ月~生後9ヶ月では、1回200~220ml(離乳食2回)
・生後9ヶ月~生後12ヶ月では、1回200~220ml(離乳食3回)
となります。これらは、あくまで目安の授乳量でありますので、
それぞれの赤ちゃんの成長度合いに合わせるべきです。
赤ちゃんの成長に合わせた必要量を授乳するようにしましょう。
赤ちゃんの授乳にかかる時間は
人それぞれ個人差があります。
基本的には、左右とも「片方15分ずつ」位が
良いとされています。
おなかのすいた赤ちゃんは、
おっぱいの吸い初めに一気に一定量を飲み進め、
その後はゆっくりと飲み進めていきます。
それ以上かかる授乳時間は、いわゆる「遊びの飲み」
の場合も多いものです。
この時は、適度なところで乳首から赤ちゃんを離し、
授乳を終わらせてもよいでしょう。
生後3ヶ月頃になると、左右それぞれ10分程度で
飲み終わるようになってきます。
月齢による授乳の間隔の変化
月齢に応じた、授乳の間隔の目安は以下のとおりです。
生後2ヶ月頃までの授乳間隔
生まれたばかりの赤ちゃんには、
1回に飲む量を考えても、
おおよそ3時間おきの授乳が必要になります。
長くても3時間間隔ですので、
1日に少なくとも8回、
多い子では、12回位は飲ませてあげたいものです。
生後2ヶ月頃の授乳間隔
生後2カ月を過ぎた頃から、
赤ちゃんの飲み方も随分上手になってきますし、
少しずつ夜間における授乳の間隔も
少し開くようになってきます。
この頃でも、個人差はありますが、
1日に8回~10回程度は授乳の回数があります。
生後3ヶ月頃の授乳間隔
生後3ヶ月頃になると、
授乳の間隔も1日に6回~8回程度で
済むようになってきます。
この頃になってくると、赤ちゃんの吸いつき方も、
吸う力も随分上手になりますので、
左右片側10分程度で飲み終わるようになってくるでしょう。
生後4カ月頃の授乳間隔
生後4カ月頃になると、
赤ちゃんも昼夜の区別が付くようになり、
夜間の授乳回数もかなり減ってきます。
昼間の授乳も4~5時間くらい開くように
なってきます。
徐々に離乳食への準備も始められる時期ですので、
授乳と離乳食を合わせてみましょう。
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