市販の風邪薬でも、摂取量を守れば大丈夫です。
しかし新生児~生後2ヶ月くらいまでは、
念のため避けた方がいい場合もあるようなので、
薬剤師や医師に相談しましょう。
授乳中の風邪薬で注意が必要なものはカフェインの量です。
母乳を通じて赤ちゃんがカフェイン摂取をする可能性
があるからです。
ただ、1日2~3杯程度のコーヒーであれば
問題はないとされているので、
赤ちゃんの態度に変化がなければ特に問題ありません。
とはいえ、赤ちゃんによってはカフェインへの感受性が高く、
摂取量によって興奮して落ち着きがなくなったり、
眠れなくなったりする傾向がある場合、
授乳中のママには注意が必要です。
例えば、パブロン50(大正製薬)は授乳中の使用に
ついての記載はなく、カフェインも含まれていませんが、
新エスタックW(エスエス製薬)やパイロンS(塩野義製薬)
にはカフェインが含まれています。
葛根湯の服用も大丈夫です。
漢方薬は安全といわれることも多いですが、
薬によっては食欲不振などの体調不良を引き起こすこともあります。
個人の体調や症状に合わせて漢方の専門医が
処方してもらうことで最も効果が出る薬なので、
できれば医師や専門医に診てもらった上で
処方してもらうことをおすすめします。
また、葛根湯は授乳中でも飲めるとされていますし、
漢方の中でも比較的効き目がおだやかなので
服用しやすいので、風邪の引き始めには
効果的でしょう。
熱っぽい時や頭痛の時にはどうしたらいいでしょうか?
痛みをやわらげる頭痛薬を手放せないという方は、
「アセトアミノフェン」「イブプロフェン」という成分の
頭痛薬を選びましょう。
授乳中でも赤ちゃんへの影響がないといわれています。
市販薬名では「カロナール」や「タイレノール」「イブA錠」などです。
頭痛薬で効果が高い「ロキソニン」や「イブクイック」などは
赤ちゃんへの安全性が確立されていないので控えましょう。
PR
コメント