母乳育児のメリットは、様々なところで言われていますが、
あまり多くが語られないデメリットについてはどうなのでしょうか?
母乳育児を行った先輩ママたちの間で話題になっている
母乳育児のデメリット5つを挙げてみましょう。
① とにかく大変!頻繁に授乳させる必要がある。特に最初はこの悩みです。
赤ちゃんがママのおっぱいを吸うのに慣れるまでは、
一度に多くの母乳を飲めないため、授乳回数が増えます。
また、最初は赤ちゃんも飲むのが下手なので、1回あたりの
授乳時間もかかります。
だから、授乳に時間がかかるわ、あげなきゃいけない授乳の回数も
多いわ、ということでとにかく他の家事、仕事、用事が
できないので、ママは大変です。
② ミルクを飲まない完全母乳だと赤ちゃんを預けられない。ママが買い物や、ちょっと自分の病院に行くなど、どうしても
赤ちゃんを預けたい時はあります。
でも、赤ちゃんがミルクを飲まない完全母乳だと、
事前に搾乳等で母乳を準備しないと長時間の間、赤ちゃんを
預けることができません。
準備も大変ですが、準備できないなら、用事を早く済ませて
大急ぎで赤ちゃんを迎えに戻ってこないといけないので
これも大変ですよね。
③ 卒乳が大変。母乳しか飲まない赤ちゃんが離乳食を始めても
なかなか、他の食事を食べてくれないことは多いです。
だから、卒乳するのも一苦労です。
④ ママの食事が大変!アルコールやタバコが禁止される。母乳育児中は、ママのお酒、タバコが原則禁止になってしまいます。
ママが飲んだお酒やタバコの中に含まれるアルコールやニコチンが
母体に残っていると、母乳を通じて赤ちゃんにアルコールやニコチンを
与えてしまうことになるからです。
万が一、お酒を飲んだりやたばこを吸った日は、しばらく
断乳しないといけなくなります。
また、母乳から有害なアルコールやニコチンを排出するために
搾乳より、これらの成分が混じったであろう母乳を捨てる必要もあります。
いずれにせよ大変ですよね。
⑤ 外出すると授乳場所を探すのに苦労する。外出先では、授乳場所を探すのにやはり一苦労します。
昔よりも授乳服が充実してきて、機能的なものも出てきているので
一昔前よりは、人が多くいる場所でも、物陰に隠れてそっと
授乳できる感じにはなってきましたが、やはり授乳する方も、
授乳ママを見てしまう方も、オープンエリアではお互い気を
遣っていまいます。
きちんとした授乳部屋があればいいのですが、
これを探すのにも一苦労しますよね。