赤ちゃんが
母乳を吸う刺激を受けることで、
ママは母乳が出るようになります。
出産後すぐから始まる1日10回前後の授乳で、
乳頭亀裂、裂傷、白斑(はくはん)、水泡、血豆などの
乳頭トラブルが起こることがあります。
産後6ヶ月までに多い乳頭トラブルは、主に以下の3つ。
乳頭亀裂または裂傷
白斑(乳口炎)
水泡、血豆
その他、乳管炎、乳輪部の浮腫、擦過傷などもあります。
乳頭亀裂、乳頭裂傷の原因と対処法
乳首の痛みの多くは、
抱っこのポジションや
おっぱいの含ませ方、
また授乳後のおっぱいから赤ちゃんの離し方が
間違っていることに起因していることが多いです。
まず赤ちゃんに大きな口を開けてもらい、
乳輪部全体を含ませます。
口が大きく開いたときに首の後ろを支えて
パクリと吸わせましょう。
しっかり大きく含ませながら、痛いところが
赤ちゃんにしごかれないように、フットボール抱き、
横抱きなどいろいろな方向から吸ってもらい、
どこか痛くない場所がないか探します。
傷が痛むときは、赤ちゃんが舐めても
大丈夫な薬を塗布しましょう。
授乳後に、ピュアレーンやランシノーのような
羊のオイルを塗布します。
白斑の原因はさまざまで、脂っこい食事、添い乳、
つぶし飲み、ママのコレステロールが高い、などが多いです。
できてしまった白斑は、次のような手当てをしましょう。
スクワランなどの良質のオイルを塗布するとふやけて
破れやすくなります。
スクワランなどの良質のオイルをコットンにつけて湿布します。
湯船に浸かり、乳頭のマッサージしたり、
詰まっている脂や白栓が出やすくなるように、
おっぱいがつまらないハーブティーを飲したりします。
水泡、血豆についても、乳頭裂傷と同じケアの
仕方が基本になります。
一番注意したいのは水泡が破れると細菌が繁殖して、
細菌性の乳腺炎になりやすいことです。
「
紫雲膏」の成分が水泡、血豆、乳頭の傷に効果あると
言われています。
お風呂やシャワーで乳頭を清潔に保ち、
パッドやブラジャーなども適宜交換しましょう。
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